脳(脳下垂体前葉)から分泌されるホルモンで、卵巣に作用して、排卵を誘発したり、黄体を形成させたりします。
形成した黄体からはプロゲステロンというホルモンが分泌され、子宮内膜の増殖を促すことで受精卵が着床しやすい環境を作ります。
黄体形成ホルモンが多量に分泌された結果、血液中の黄体形成ホルモン濃度が上昇することを「LHサージ」といいます。このLHサージが発生してから34-36時間後に卵子が卵胞(卵子を取り囲んでいる物質)から排出されると考えられています。LHサージが起きているかどうかは、尿検査や血液検査によって判断することができます。